日本の環境で多肉、サボテン、塊根、観葉植物に理想的な用土
日本の環境で理想的な用土
多肉、サボテン、塊根、観葉植物は、そのほとんどが熱帯地域に自生する熱帯植物です。
熱帯乾燥、熱帯湿潤、熱帯高地等さまざまで植物によって違います。
日本は四季があるため熱帯植物にとって理想的な環境ではありません。
熱帯植物に理想的な環境は、
- 温度が一定(最低10度以上、最高30度以下)
- 日照量が安定している(日照時間10時間以上)
この2つがある環境下で熱帯植物に肥料を施し栽培コントロールをすると、
驚くほど生育します。葉の大きな種は葉が大きくなり、夏型の塊根植物は、
とても膨らみます。またこの環境下で鉢管理ではなく根の先端を乾かさない、
地植えをすると、熱帯植物は本来の姿を取り戻し生育速度もあがり、やがて種子をつけやすくなります。
では、日本の環境はどうでしょうか。
熱帯植物は根から温度を感じる
日本の気候はご存知の通り夏は暑く、冬は寒い。
この寒暖差のある環境は熱帯植物には、正直厳しい環境です。
冬は温室があり温度を保てればよいですが、温室を持っている方は少ないかと思います。
熱帯植物は根から温度を感じます。
そのため夏は根が熱くならないように、冷やす必要があります。
冬は根が冷えないよう暖かくなるようにする必要があります。
固相=赤土、山砂等
気相=軽石、鹿沼土(日光砂)等
有機質=ピート、腐葉土等
環境に合わせバランスよく配合することで日本の環境にあった用土になります。
微塵を取り除く
それぞれの素材が決まったら素材をふるいにかけ微塵を取り除くと、
水路(ミズミチ)ができにくくなります。
水路は選抜した粒子の間にある気相を塞いでしまい、水が停滞しやすくなり
根は水が常にあるため怠けてしまいます。こうなると新らた根を出しにくい状態になります。
根量が少ないと、環境の変化に対応しにくくなります。
非常に大変な作業ですが、素材をふるいにかけ、
用土配合後にふるいをかけると植物にとって良いです。
画像は鹿沼土の0.5㎜-2.2㎜のふるい分け
鹿沼土は軟らかいため割れた粒子が多く、このサイズは捨てます。
これが鹿沼土の微塵です。全ての微塵を取り除くとようやく
best soil mixの素材として使えます。
当たり前のことですが袋の容量より10-15%ほど減ります。
本日はここまで
次回もよろしくお願いします。
best soil mix by BANKS Collection Co.,Ltd. |ベストソイルミックス
best soil mix by BANKS Collection Co.,Ltd. では【園芸をもっと楽しむ】をコンセプトに
微塵を徹底的に取り除き植物の根が心地よいと思える用土best soil mix「ベストソイルミックス」の、使用方法等を画像を交えながら解説します。不定期になりますがBANKSコレクションの新商品とその使い方をご提案致します。
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